NOVELS

 Please Please Please(プリーズ、プリーズ、プリーズ)/Renne Swindle(著)

Please Please Please / Renne Swindle(著)

幼い時に母親を交通事故で亡くしたベイビーシスターは父親に何でも与えられワガママ娘に育ってしまった。いろんな男の子とも付き合ってきたが、ロクな男はいなかった。でも、今度の恋は本物!ダレンはルックスも頭もよく、ほんとにうっとりするほど素敵な最高のブラザー。唯一の気がかりは、彼が親友デボラの恋人ってこと。でも欲しいものは、欲しい!というわけで、勝負に出ることにする。恋愛道を突っ走る、このワガママ娘の行方は!? クールにはじける、新しいブラック・ガールズ・フィクションの誕生。

シスターの生活が垣間見れる小説です。恋愛に突っ走り、友達や周りを傷つけ、傷つけられながらも精神的に自立していくベイビーシスター。人の男でも奪おうと考える主人公は一見、いけすかない女のようで、何故か憎めない無邪気さを持っています。

 

 

ワケありってコトで (Hiphop★novels) /Vickie M. Stringer (著)

ワケありってコトで (Hiphop★novels)

幼い息子と自分の生活のため、ストリートに自ら足を踏み入れた主人公パメラ。カルメンと名乗り、売春斡旋から盗品売買、ついには麻薬取引にまで手を染めて大金を手に入れる。もうこれで足を洗おうと思っていた矢先に、かつての恋人チノから連絡があり「最後に一度だけ」と頼まれてブツを流すが…。
1994年に、オハイオ州で近年まれにみる大掛かりな麻薬取引容疑で収監され、7年間服役した著者自身がおくるストリート・バイブル!

 

ヴィッキーストリンガー始め、生々しい実体験などもあるのだろうがライトな感覚の小説が多いので文章を読むのが苦手な人でも読みやすいと思います。ストリート感はさすが。

 

■ 著者ヴィッキーストリンガー(Vickie M. Stringer)は、ヒップホップ小説家。
彼女は7年の服役中に自伝的小説 『ワケありってコトで』 を書きあげ出版することを決意します。しかし学歴や経歴などの理由から出版社に断られ続け、自費出版でリリースしました。同作はヒットし、これによりヒップホップ小説というジャンルが確立され、彼女はその先駆者として認識されるようになります。

その後、オハイオ州コロンバスにて自らトリプル・クラウン・パブリケーションズ(TCP)を設立し、その第一作として改めてこの作品を刊行すると同時に他の作家の眠れる才能を開拓し始めます。TPCには K’wan(クワン)、Tracy Brown(トレイシー・ブラウン)、Kashamba Williams(カシャンバ・ウィリアムズ)、Kane & Abel(ケイン&アベル)、Tu‐Shonda L. Whitaker(トゥーションダ・ウィテカー)らが名を連ねており、彼女とTCPは設立2年足らずでアメリカ全土にて100万部の本を売り上げました。これは、本を読む人はもちろん、今まで本を読むことのなかった若者達にも受け入れられ、人気を確立しました。

黒蝶(ブラック・バタフライ) (Hiphop★novels)/Tracy Brown (原著) あたしの負け (Hiphop★novels) /Tu‐Shonda L. Whitaker (原著) ディーバ (Hiphop★novels) /Kane & Abel (原著) 続・明日なんて見えない (Hiphop★novels) /Kashamba Williams (原著) ロード・ドッグス (Hiphop★novels)/K’wan (原著)ギャングスタ (HIPHOP NOVELS)/K’wan (原著)

 

 

Bling(ブリング)/エリカ・ケネディ (原著)

Bling / Erica Kennedy (原著)

カネ、権力、セックス、ドラッグ、そして裏切り…。欲望うごめくヒップホップ業界にまたひとり成功を夢見る女性が現れた。ミミ21歳。バツグンの歌唱力とルックスを備えた彼女は、ニューヨークに上京、音楽業界を牛耳ろうと企むラモントとともにトップ・スターへと成り上がっていく。さまざまな経験を積み、女としても、ミュージシャンとしても成長していくミミだが、ゴージャスな世界に染まりつつも、彼女は本当の自分の生き方について考えはじめる。ミミが最後に選んだ行動とは……。

 

マライア・キャリーがモデルといわれる、サクセスストーリー。人物描写がついつい色んなアーティストを思わせる。音楽業界の裏側をちょっとだけ覗いた気分になれる。分厚いけど割とライトに読めて、特に女の子にオススメ!

 

■ エリカ・ケネディ(Erica Kennedy)若手音楽ジャーナリスト。

サラ・ローレンス・カレッジ卒業後、ラウディ・レコード、トミー・ヒルフィガーで広報を担当。その後、フリーライターとなり、アス・ウィークリー誌、ヴァイブ誌、イン・スタイル誌、ティーン・ヴォーグ誌など、ファッション誌・音楽誌を中心に活躍中。

たったの25ドルで小説家セミナーへ通い、本書で小説家デビューを果たす。出版決定と同時にミラマックス社が映画化権を取得した本書は、処女作としては異例の注目を浴びている。ニューヨーク在住。